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卒業生からのメッセージ

回復していく患者さんを間近でみるたびに、「作業療法ってスゴイ!!」と感じます

2019年3月に卒業し、国家試験に合格して4月から新しい環境と仲間とともに作業療法士として日々過ごしています。
現在、新人研修と並行して作業療法を臨床実践していますが、大学で学んだ検査法,トレーニング原理や福祉機器導入法はもちろん、それらの学びの基礎となる基礎医学まで幅広く知識が要求されることを日々痛感しています。
でも、先輩の作業療法士が患者様に寄り添い、その人に合った作業療法を実践することで回復していく姿を間近でみると、“作業療法ってスゴい!!”と感じます。
今は思うようにできないこともたくさんありますが、近い将来患者様に信頼される作業療法士になるよう、一歩ずつ歩んでいきたいと思っています。

結婚・出産しても、やっぱりもう一度臨床に出たいと思える仕事

大学を卒業し、もう6年が過ぎました。この間に、作業療法士として患者様と出会い、苦楽を共有しながらいろんな意味で勉強させていただきました。
また、学生の臨床実習にも携わることができ、作業療法の基礎を振り返りながら学生と一緒に勉強してきました。
そして、縁があって結婚・出産。現在は、育児に息つく暇もなく楽しい大切な時間を過ごしています。
一度臨床を離れ、育児をしながら思うことは、やっぱりもう一度臨床現場で作業療法をしたい。家庭も仕事も大切で、必ず復帰したいと思っていますし、子育てを経験することで、また臨床にいかせることもあるということを信じています。だから母ちゃん頑張る!
育児は楽しく大変ですけれども、同じくらいに作業療法士としての緊張感と患者様と接する時間は私にとってかけがえのない時間です。

卒後教育

卒業生主催の勉強会に教員参加

卒業生が主体となり開催される有志の勉強会があります。
この中に教員も加わり、作業療法士としてお互い意見交換する中で、対象者への最大限の効果を参加者全員で検討しています。

一般社団法人兵庫県作業療法士会主催研修会・勉強会

一般社団法人兵庫県作業療法士会では、8つのブロックに分かれ、地域密着型の研修会・勉強会が数多く開催されています。
研修会・勉強会に積極的に参加することにより作業療法士間の交流が深まり、対象者への支援に有益な効果を生み出すよう日々研鑽しています。
また、年1回兵庫県作業療法学会開催および学術雑誌を発刊しています。
研修会・勉強会だけではなく、学術団体としても活動しています。

一般社団法人日本作業療法士会主催研修会・勉強会

一般社団法人日本作業療法士会では、卒後教育として生涯教育制度があり、自己研鑽の場が全国的に開催されています。
今年6月には横浜でWFOT(世界作業療法士連盟学会)が開催されます。
取得要件を満たせば、認定作業療法士、専門作業療法士の認定を受けることができます。
現在、認定作業療法士は539名(兵庫県16名)、専門作業療法士は56名が活躍しています。
年1回日本作業療法学会・全国研修会の開催および隔月一回学術雑誌を発刊しています。研修会・勉強会だけではなく、学術団体としても活動しています。

各関連研修会への参加

作業療法士の中でSIG(Special Independent Group)を結成し、日々研鑽しています。
ホームページなどで情報公開しながら、研修会や勉強会を開催しています。
専門的に勉強・研鑽をしながら対象者ならびに作業療法の発展に貢献しています。
作業療法学専攻では、教員が勉強会のサポートや出張講義・相談にも応じています.

大学院進学

神戸学院大学大学院総合リハビリテーション学研究科 前期(修士)課程・後期(博士)課程

本学は、2009年修士課程、2011年には博士課程が開設されました。
大学での学びをさらに発展するため、新卒学生ならびに臨床で活躍している社会人入学者も在学しています。
働きながら学ぶことは大変ですが、大学院生は皆向上心旺盛で新しい発見と創造を日々検討しております。

新しい発見と発想に出会う

神戸学院大学部生時代に、授業で研究法を学び、実際に研究の過程を経験しました。
そして大学を卒業し、臨床で様々な人と出会い、日々研鑽してきました。
しかし、これから出会う人々に対して、さらに洗練された作業療法を提供したいという思いがこみ上げてきました。
学部生時代にお世話になった先生に相談し、職場の理解と協力もあり、大学院入学を決意しました。
自分の考えや思いを具体化していくことの難しさを痛感する毎日ですが、それと同時に、新しい知見や発想の転換に、驚きと喜びを感じています。

神戸学院大学総合リハビリテーション学会

年1回学術集会開催と学会誌を発刊しています。
卒業生や在校生、教員の研究発表の場となっています。
本学会での発表および論文投稿することにより自らの実績にもなり、大学院進学への糸口となります。