光トポグラフィや3次元動作解析装置などの最先端機器を備え、研究だけではなく学生教育にも利用しています。
また、さまざまな障がいの方に対応し快適な生活をサポートする車いすや自助具などもバリエーション豊富に取りそろえています、このような機器に実際に触れながら学習していくことで、視野が拡がり学びが格段に深まっていきます。
光トポグラフィとは近赤外光を用いて頭皮上から脳血流量を測定する装置です。血流量の増加した脳の部位が画面上で赤く表示されます。体を動かしたり、何かを考えている時の脳の活動が見られます。厚生労働省に承認された先進医療として、うつ病の診断の補助に導入している病院もあります。
被験者の各部位に光を反射するマーカーをとりつけて、実験エリアの周囲に取り付けられた複数台のカメラでマーカーの動きを検知することによって、三次元的に人の動きを数値化して記録・解析することができます。
作業療法士になるためには学ぶべきことがたくさんあります。
大学生活での1日1日が、未来の作業療法士へのステップです。友達そして先輩・後輩と一緒に、そのステップを一歩ずつ登っていきます。
ここでは、神戸学院大学作業療法学科の“One Day”をご紹介します!
神戸学院大学有瀬キャンパスまでは、JR線の明石駅か朝霧駅、神戸市営地下鉄線の伊川谷駅からバスがでています。
大学の近くに下宿してい
る学生もたくさんいます。
作業療法士には知識と技術が必要です。
2・3年生になると、実際に体を動かしながら学習する実習科目が中心になります。
病院や施設などの臨床場面を
イメージしながらの授業
なので自然と力が入ります。
有瀬キャンパスにはそれぞれ特徴的な5つの食堂があります。食堂以外にも学生たちが集える場所はたくさんあり、総合リハビリテーション学部棟からは、
いつも賑やかな笑い声が
聞こえてきます。
作業療法には精神障がい領域があり、対象者の「こころ」のリハビリテーションを行います。精神障がい領域の授業ではグループディスカッションもあり、
知識を覚えるだけではなく
自ら積極的に授業に
参加していきます。
レポート課題や定期テスト勉強では大活躍の図書館。グループ課題も多いので、友達と一緒に情報収集することもよくあります。
図書館には医学やリハビリ
テーション関連の専門書は
もちろん、映画のDVDや
音楽CDまで揃っています。
総合リハビリテーション学部のある有瀬キャンパスは緑あふれる美しいキャンパスで、そのなかに学生のための憩いの場がいくつもあります。
また、110万冊以上の蔵書を有する図書館、自由にパソコンが使用できる情報処理実習室、学生食堂、コンビニ、書店、プレイガイドなど、学生の学びと生活を両面からサポートする施設が充実しています。
1学年40名の学生に対して作業療法学科所属の教員は14名、うち11名は作業療法士です。
身体障がい・精神障がい・発達障がい・老年期などの各領域で豊富な臨床経験を積んだ教員が、これからの作業療法の世界をリードしていく人材を育てるべく日々指導しています。
作業療法学科 教授
精神科医(医学博士)
主担当科目
精神医学総論/精神医学Ⅰ・Ⅱ/精神障害各論Ⅰ・Ⅱ
神戸大学医学部名誉教授
日本神経精神医学会理事長
日本認知症学会評議員
兵庫県精神医療体制のあり方検討委員会委員長
兵庫県精神科救急医療システム検討委員会委員長
兵庫県医師会介護保険委員会委員など
精神科医療において、作業療法士は重要な役割を担っています。
作業療法士にとって最も必要なことは、支援・援助を必要とする人に対する思いやり、そして共感です。
作業療法学科 准教授
作業療法士
主担当科目
義肢装具学・実習 / 日常生活活動学実習
筋電義手についての研究をしています。
障がいのある方が失った機能を補うための手段を考えることも、作業療法士の大事な仕事のひとつです。
筋電義手
筋電義手:バイオリン演奏
筋電義手:はさみの使用
作業療法士になるための勉強ははっきりいって大変です!
授業のレポートや実習の課題などがたくさんあって、
寝る時間も削られることもあります。
そんななかでも私たちは時間を見つけてサークルやアルバイトをしたり、
友達と買い物や旅行に行ったりと、充実した毎日を送ってます!